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2014.03.16 Sunday

旅先で絶対してはいけないこと

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    ロバート・フリップ&ザ・リーグ・オブ・クラフティ・ギタリスツのスペイン・ポルトガル・ツアーでのことである。メンバー、スタッフ、そしてプロモーターを乗せたバスはポルトガルのブラガへ向かっていたその前日は狂乱のグーベイア・プログレ・フェスだったので、いろんな意味で疲労困憊していた。

    そんな時プロモーター/ツアー・マネジャーの携帯が鳴り、自分宛の電話だと手渡された。当時は海外でも使える携帯電話は所持していなかったので、緊急連絡先として彼の携帯番号を知らせていたのだ。

    何事かと驚いたが、相手は自分が留守中にギター譜作成の仕事を代わりに依頼していた人間だった。何やらコンピューター・ソフトがうまく作動せず、思うように作業ができないと言うのだ。ホテルに着いたらこちらからかけ直す旨を伝えて電話を切った。

    さて、そのホテルはブラガの小高い丘の上にあり、部屋の調度品、内装もクラシックな雰囲気でとても洒落ていて素敵だった。疲れていたのですぐに一眠りしたい気分だったが時差の関係で日本は深夜近かった為、先程の相手にすぐに電話をすることにした。ほんの数分のつもりだったので、そのままホテルの部屋からかけることにしたのが間違いだった。

    ホテルの部屋から直接国際電話をかけるとべらぼうな金額を請求されるのは常識なので、通常はホテルフロントにある公衆電話からかけるか、またはロクトリオと呼ばれるインターネット回線を使った格安電話ブースに行くのが普通なのだ。

    さて、簡単に手順を説明してあとはメールで済ませる予定が何と締め切りが迫っているとのことで、その場でコンピュータのサポートセンターよろしくひとつひとつ手順を説明する羽目になった。そしてうまくいかないところはこれを試してみるように伝えたりしながら、やっとのことで解決した時には30分を超えていた。

    無事その日のコンサートも終了し、翌朝チェックアウトの時間がやって来た。そして手渡された請求書を見て目玉が飛び出しそうになった。記載された金額は233ユーロ、当時のレートは1ユーロ150円くらいだったと思うので、約3万5千円ということになる。そのツアーでは「パー・ディアム(ギャラとは別に支払われるツアー中の日当のようなもの。コンサート後のディナー、翌日の朝食は支払う必要がないが、昼食や飲み物代、その他金銭が必要になるため)」として一日あたり20ユーロ×15日分の300ユーロが支給されていた。即ち12日分のパー・ディアムが30分の電話で吹き飛んでしまったことになる。

    その後の数日は楽屋の果物、飲料水、そして朝食バイキングのパン等を余分に「頂戴」して、昼食代を浮かせて何とかやり過ごしたのだった。

    メモラビア
    パー・ディアムが入っていた封筒、グーベイア・アート・ロック・フェスのパンフ、ホテルの請求書

    ホテルそのものはとても素敵だった:http://hoteisbomjesus.pt/_hotel_do_parque

    コメント
    しんどい〜ベッドふかふか〜眠い〜等々の誘惑に打ち勝っての苦行(電話でのあれこれはすっごく苦手な私としてはそう思います)の代金が約3万5千円。日本でもコイツはちょっと高額ですがポルトガルでは超!高額でしょうね!(`o´)!ホテルのレジスターさんもビックリだったのでは?「セニョール、えらく長電話で‥(ニヤリ)」だったりして‥(笑)。公衆電話ならいくらぐらいだったのでしょう?
    • なざ美
    • 2014.03.19 Wednesday 13:15
    なざ美さん

    今となっては笑い話ですが、あの時は青ざめました。
    公衆電話だったらせいぜい2千円〜3千円、ロクトリオなら500円くらいで済んだことでしょう。
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