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2013.11.26 Tuesday

映画「ポリス / サヴァイヴィング・ザ・ポリス」

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    ザ・ポリスの映画と言えば、数年前にステュワート・コープランドがハンディ・カメラで撮りためていたヴィデオを基にした「ザ・ポリス〜インサイド・アウト」があったが、今回はアンディ・サマーズの視点に基づいている。だから当然ながら「インサイド・アウト」で感じたバンドの内幕とは違った印象を受けた。

    ところで自分は青春時代=1980年代だったにもかかわらず、同時代の音楽にあまり惹かれなかったが、ザ・ポリスは数少ない例外の一つだった。

    ザ・ポリスとの出会いは1979年春〜夏頃、川村ひさしが関西ローカルでやっていたTV番組、「ポップス・イン・ピクチャー」で紹介した時のことだった。おそらくそのころ、本国でのヒットを受けて日本でもファースト・アルバムが発売になったのだろう。最初はこの生意気な奴らは何者だと反感を抱いたのだが、最後に紹介された「ロクサーヌ」で完全に打ちのめされてしまった。親しみやすいメロディなのに、それまでに聴いたどんなバンドとも違った斬新なアプローチが衝撃的だったからだ。

    それから半年ほど経ち、彼らのセカンド・アルバムのリリースとほぼ時を同じくして、初来日公演が発表された。これは重要なイベントになるに違いないと確信した中学2年生の自分は、生まれて初めてのコンサート・チケットを手に入れたのだった。

    もちろんコンサートそのものは今でも忘れられないぐらい素晴らしいものだった。その後数日〜数週間はそのことを思い返し、また数週間後にはFM大阪で東京公演を収録したものが放送されもしたので、毎日のように聴き狂った。しかし、その後徐々にポリスに対する興味は失われていった。3枚目、4枚目と出るたびに一応FMでエアチェックをして聴いてはいたものの、初期の2枚のような衝撃はもう得られなかった。そんなこともあって翌年の再来日公演には足を運ぶこともなく、また世界的大ヒットとなった5枚目にしてラスト・アルバムの「シンクロにシティー」は当時完全にスルーしてしまっていた。

    さて、今回の映画はステュワート・コープランドの映画とはまた違う切り口でザ・ポリスの裏側を追ったものだが、こちらの方が見やすいと感じた。コープランドの映画は彼自身が当時ハンディ・カメラで撮りためていた映像を使っているのに対し、こちらは基本プロフェッショナルが撮影した映像だからだろう。ただし、コープランドの映画の方が自分もツアーに参加しているかのような臨場感も魅力のひとつであった。

    映画では1960年代にサマーズが参加した様々なバンドの音源から、貴重な初期ポリスTV出演時の映像、そして最近の再結成時のリハーサル、サウンドチェック風景、ライブ映像なども使われている。絶頂期だった80年代前半のTV映像では、解散を煽るかのようなインタビュアーの質問に対し、ジョークで切り返すメンバーの様子が微笑ましく、当時メンバー間の人間関係は最悪だったという「定説」も実はガセではないかとさえ思えてしまうほどだ。また再結成での来日時のシーンで、サマーズが散策していると偶然通りがかったバーから「見つめていたい」のカラオケの歌声が漏れ聞こえてきて、そのまま店に乱入し彼らに加わるというシーンにも笑えた。

    コープランドは正気を維持するためにビデオ撮影を行い、一方サマーズは写真を撮り続けたというのも興味深い。



    JUGEMテーマ:MUSIC
    コメント
    「ポップス・イン・ピクチュア」懐かしい!!私は「他のTV番組みないからー」とまでゴネてその時間は権利を確保していました。(と、言っても家族がTV観てる場所から追い出されるわけでもなし)
     でもポリスは観たことないですねー。時代が違うのでしょうか?それにポリスの時代はパンクやニューウェイヴにかぶれていましたし‥
     私が唯一ポリス関係で観た映像はスティングの出ていた「クアドロフェリア」かな‥でもアレはスティングの黒歴史かもしれませんね(^-^;)
    • なざ美
    • 2013.12.02 Monday 12:04
    なざ美さん
    ポップス・イン・ピクチャーは、サンテレビでは最初は夜8時ごろからやっていたと思うのですが、その後スタジオに観客を入れて夕方の時間帯に変更になりました。ポリスは時間帯が変わってからの放送でした。

    「さらば青春の光」には、後にロバート・フリップ夫人となるトーヤも出演してましたね。
    • shinkuro
    • 2013.12.02 Monday 17:09
     そうなんですか!モッズ?ロッカーズ?
     トーヤといえばキバツなパンクファッションのイメージ、フリップ氏とのとりあわせが何となく不思議なのですが、まぁヨソ様のことに口を出しても(笑)
    • なざ美
    • 2013.12.02 Monday 23:25
    なざ美さん
    モッズとロッカーズの抗争なんて、この映画がなかったら知るよしもありませんでした。ロバートは結婚してから服装の趣味が非常に良くなりました。と言ってもさすがにキバツなパンクファッションではありません(笑)。
    • shinkuro
    • 2013.12.03 Tuesday 00:06
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