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2016.08.16 Tuesday

AOR

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    今年は元祖AOR、ボズ・スキャッグスの「シルク・ディグリーズ」発売から40年なのだそうだ。それにかこつけて関連アルバムが廉価版CDで続々と再発され、レコード・コレクターズでも特集が組まれている。

    AORとはアダルト・オリエンティッド・ロック、すなわち大人向けロックの略とされるが、アメリカではアルバム・オリエンティッド・ロックとされ、日本で生み出された言葉だという説もあった。

    かつて「30代以上の奴らを信用するな」なんてことも言われたが、いまやロックを聴いているのは40代以上のオヤジが中心だろう。
    そういうわけでAORも、プログレ、ニュー・ウェイブ、オルターナティブなどと同様に、言葉の意味より音楽スタイルを表すものになっている。

    さて、自分にとってのAORとは、
    1. フェンダー・ローズ・ピアノ
    2. ロー・ピッチにチューニングされたスネア
    3. さりげないアコースティック・ギター
    4. 単音または高音弦中心のエレキ・ギターによるバッキング
    5. ネオン・サイン
    6. サーファー

    である。
    そして自分にとってのAORプレイリストはこんな感じだ:

    スティーリー・ダン「麗しのペグ」
    イーグルス「言い出せなくて」
    パブロ・クルーズ「アイ・ウォント・ユー・トゥナイト」
    カーラ・ボノフ「ささやく夜」
    プレイヤー「ベイビー・カム・バック」
    10cc「トロピカル・ラブ」
    ビー・ジーズ「愛はきらめきの中に」
    ジェイムス・テイラー「思い出の町」
    ウィングス「アロウ・スルー・ミー」
    リンダ・ロンシュタット「アリソン」
    ネッド・ドヒニー「恋は幻」

    こうしてみると、ネッド・ドヒニーは別として、いわゆるAORに分類されるミュージシャンものはあまりない。

    これらの曲が流行っていたのは、自分が小学6年〜中学2年の頃である。音楽に目覚めた頃でもあり、またギターを弾き始めた頃でもある。その後はハードなロック〜プログレなどに夢中になってゆき、AORなんて軟派なヤツらが聴く音楽だなんて言うようになった。だからこっそり聴いてはいたものの、あまり持ってはいなかったのだ。

    そういう訳で、自分のレコード/CDラックには、あまり夏に聴きたくなるような音楽はなかった。しかし、先日とある熱帯夜に、パブロ・クルーズのカセット・テープがあるのを思い出し、手に怪我をしてまでクローゼットの中を引っかき回して、やっとの事でカセットを取り出した。しかし、いざ聴こうと思って巻き戻したら、テープが切れてしまった。

    これはやはり夏、海辺、ネオンサインを想起させるような軟弱な音楽を聴いてはいけないということなのか。それとも軟派呼ばわりしたバチが当たったのかもしれない。
    コメント
    私はジャズの方から入ったのですが、当時はジョン・トロペイ、ウィル・リー、リック・マロッタといった、ジャズでもロックでもないようなメンバーの名前をよく見ていました。
    そうこうする内に、ジョージ・ハリスンとかパーラメンツのアルバムにブレッカーが入ったり、ロンシュタットにはビブラフォンのマイク・マイニエリが参加していたり。
    スティーブ・ミラーとか、最晩年のボブ・ウェルチが多重録音でジャズのアルバムを作ったり、
    マイケル・フランクスの初期のアルバムのリラックスした感じがいいですね。
    • Log
    • 2016.08.17 Wednesday 07:37
    Logさん

    自分はトロペイはローラ・ニーロ、ドン・グロルニックはリンダ・ロンシュタットで知りました。

    そういえばトニー・レヴィンはフィービ・スノウのアルバムでも弾いてますね。
    • Shinkuro
    • 2016.08.17 Wednesday 15:39
    歌と演奏のバランス、アレンジの方向性によって、AOR、MOR、フュージョンなどと呼ばれたりする。

    最近、昔よく聴いていた、リー・リトナーの「RIT」、ハービー・ハンコックの「Lite Me Up」をCDで買い直しました。
    「RIT」はヴォーカル多めなアルバムで、デヴィッド・フォスター、ビル・チャンプリンが参加していますが、やはりインストの骨組みから作った感じで、AOR寄りではあるが、AORの肌触りとは違う。

    ハービーもヴォーカル多めで、本人もヴォコーダーで歌ってますが、ブラコンのようなディスコのような感じ。
    ほとんどクインシーの「愛のコリーダ」そっくりです。

    どちらのアルバムにも、デヴィッド・フォスター、シンセのマイケル・ボディカー、ジェフ・ポーカロ、ベースのルイス・ジョンソン、エイブラハム・ラボリエル、シーウィンド・ホーンズが参加しています。
    • Log
    • 2016.08.17 Wednesday 22:04
    Logさん

    そういえば当時はAORもフュージョンという呼び方もなく、ソフト&メロウやクロスオーバーって言ってましたね。今ではどちらも死語ですね。

    挙げていらっしゃる2枚はどちらも未聴なので、近々チェックしてみます。
    • shinkuro
    • 2016.08.17 Wednesday 23:16
    今日、かなり遅れたが、クリムゾンのボックスセットを注文しようと思って、店頭での告知を読んだら、国内盤はCD+DVDか、CD+Blu-rayのどちらかと判明。
    イギリス盤の限定のように、CD+DVD+Blu-rayのセットではない。
    どうしてもそっちの方が欲しいので、店員に「輸入盤はリージョンコードとかNTSCは大丈夫ですか?」と尋ねると、「多分、大丈夫だと思います。日本に入って来る商品だから大丈夫だと思います…」の一点張り。
    一応注文はしたが、発売日だというのに国内盤すら入荷していないタワーレコード高松店。
    音楽産業が斜陽なのは完全にあんたらの責任である。
    • Log
    • 2016.08.31 Wednesday 22:08
    Logさん
    輸入盤のデラックス・エディションにされたのですね。
    私は珍しく安い国内盤にしました。しかし数週間前にネットで予約していたにもかかわらず、本日発送〜明日到着とのことです。もしかしたら予想以上に売れているのかもしれませんね。
    • shinkuro
    • 2016.09.02 Friday 22:28
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