2013.08.18 Sunday

Zoom アコースティック・ギター用ペダル A3

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    アコースティック・ギターを用いてのライブではいつも音色で苦労してきた。ギター1本ならまだなんとかなるものの、バンド編成となるといつも悩まされる。できるなら良いマイク1本で拾いたいが、バンドの中でやるとなるとハウリングの問題もあるので、結局ピックアップを使うことになる。マグネティック・ピックアップはちょっとエレキ・ギターっぽくコシがない。そしてピエゾはコシがあるのはいいが、耳に痛い音色が泣き所である。20年位前はピエゾとマグネティックをミックスするのが流行った。自分もそうだったが、それでも毎回音色には泣かされてきた。

    そんな折、いくつかのメーカーからアコースティックらしさをシミュレートしたペダルが発売されるようになった。自分も7、8年前、ZOOMのA2.1を手に入れて使い出した。音色では充分満足とはいかないまでも許容範囲であり、何と言っても会場に持ち込む機材をぐっと減らすことができるようになった。それまではプリアンプ、エフェクト、ボリューム・ペダル、DIを持ち込んでいたのが、これ一つでカバーできるからだ。そしてサウンドチェックにかかる時間も大幅に短縮できるようになった。

    しかしデジタルの進歩は非常に速いにもかかわらず、なかなか新モデルが発売されなかった。エレキ・ギター用なら2年程度で新しいモデルが出ているのに比べると、かなり遅いと言える。

    しかし今年になり待望の新モデルが発売された。しかし最初は導入をためらった。なぜなら、A3にはエクスプレッション・ペダルがついていなかったからだ。さらには外部エクスプレッションを接続する端子すらなかった。いずれA3.1として、エクスプレッション・ペダル付きのモデルが出るだろうから、それまで待つことにしようと思った。

    しかしよく考えてみると、A2.1付属のエクスプレッションは小さいので細かい音量調整は難しい。その点A3ではブースター・スイッチもあるので、たとえばコード・ストラミングではブースターをオフ、ソロやアルペジオではブースターをオンという使い方もできる。さらにチューナーをオンにすると出音を完全にミュートすることもできるので、単純に音量を3段階に切り替え可能と考えることもできる。

    というわけでA3.1の登場はないかも知れないと思い、結局手に入れることにした。

    さて、早速音色をチェックしたところ、前モデルと比べて格段の進歩がみとめられた。より空気感が増し、生っぽくなっている。

    実際、どういう違いがあるのかを比べるために

    1.何もつながない状態
    2.A2.1
    3.A3

    で弾いてみた。使用ギターはいずれもテイラー812C、ピックアップはハイランダー、2、3はともにマーティンD28モデリングでコンデンサー・マイクをシミュレートしたもの(3ではノイマン)でドライ音(原音)はゼロ、そして3ではボディ・タイプ・セレクターでオーケストラを選択した。リバーブその他のエフェクトは一切使っていない

    まずはアルペジオから:

    1.

    2.

    3.

    そして今度はコード・ストラミング:

    1.

    2.

    3.

    といった具合である。1、2はそれほど違わないが3になって劇的に生っぽさが増しているのがわかる。


    さらに、2種類の異なるギターを使う自分にとって便利なのは、ボディ・タイプ・セレクターつまみの存在である。つなぐギターを前面のつまみで選択できるので、ライブ中にギターを持ち替えたりするときでもこれを回すだけで済む。旧モデルではこういう機能はなかったので、それぞれのギター用のセッティングをパッチに記憶させておいて呼び出す必要があったのだ。

    同時使用エフェクトはモデリング、マイク・シミュレーターも含めて3系統までと、旧モデルに比べて少なくはなったが、エレキ・ギターとは違ってそれほどエフェクトを必要としないので、これで事足りるだろう。

    とりあえずは来週8月27日(火)のライブでお披露目の予定。


    本体中央のディスプレイ


    A2.1と比べるとペダルがないとは言え、サイズは半分以下


    これでつなぐギターの種類を選択

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